米国株トレードの取引形態変更についてのお知らせと、トランプ大統領の対中発言でアルゴが動いた話。

こんにちはー

このブログを開設してから以降日足週足トレードをムームー証券で行っていましたが、来週から日足週足トレードは現物ではなくCFDトレードへと変更します。

そもそも2年近く前まで米国株をCFDでトレードし、その結果をかんたんFXの方で公開していましたので記憶にある方もいらっしゃるかと思います。

その後かんたん米国株開設のタイミングで現物で日足週足トレードを再開しましたが、最も稼ぎ頭である月足トレードと一緒くたにする事で管理面もごっちゃになってしまい「嗚呼これはダメだ。管理が手間過ぎて無理。」と言う事態に相成ったので、今回改めて日足週足トレードをCFDに変更つまり元の鞘に収まる形にしようと考えた次第です。

今思えば「そんな事事前に想像できただろうに」なんですが(‘ω’)

日足週足トレードをCFDに戻すことで取引プラットフォームもメタトレーダー5に変更となります。特に日足トレードでは機動力が必要になる場面もあるので、使い慣れたメタトレーダーは大いにアリです。ただしCFD特有のマイナススワップは地味に痛いですが(笑)

ところで昨夜は米株指数がかなり下げました。米株指数だけでなくFXも仮想通貨もその他の市場でも下げた銘柄が多かったようですね。

トランプ大統領の対中発言が引き金になり市場を横断して「一斉に下げた」訳ですが、世界中の個人トレーダーが「いっせーのーでー売りっ!!」とやっていた訳ではありません。

ファンドやヘッジファンドのアルゴリズムがトランプ大統領の発言(のニュースソース)をゼロコンマ以下何秒と言う速さで解析し、リスクオフ判定を下して売りポジを展開した事が原因です。この手の機関投資家は似たようなポートフォリオ理論を採っているので初手のインパクトが非常にでかくなります。

一昔前のHFTって単純なアービトラージが主流でしたが、最近はLLM+量子風アルゴによるNLP解析から1秒以内に数千本単位で展開と言うスタイル。しかも1本が数千万ドル規模なんてざらです。つまり、ニュースが出て人間が考えて結論を出して行動する前に、1秒以内に世界を動かしている訳です。生身の個人トレーダーがその流れについていくのは数分あとですから勝てる訳がありません。

アルゴがニュースが出て1秒以内に超巨大なポジションを展開して市場が下げ、それに個人のロスカットが続き、数分遅れで短期トレーダーが売りだ売りだと入ってくる頃に大口は利食いでさっさと引き上げています。短期勢が売りで入る頃合いで大口の利食い買いが入って市場がリバるので短期勢の売りが焼かれて阿鼻叫喚・・・なんてケースも枚挙にいとまがないぐらい。恐ろしや(笑)

1本の注文で数千万ドル(それが同時に数千本)が動くのは、「流動性を提供する側」と「吸い取る側」が同じ瞬間に存在してるから。つまりAI同士が「餌をばらまいて、食い合って、掃除してる」状態。”価格を動かす”と言うよりも”流動性そのものを設計している”と言えるレベル。その中で個人トレーダーが出す注文なんて台風の中の紙飛行機みたいなもんです。

もっとも、個別株や特に株価指数は永続的に右肩上がりになる構造(性質)と言うベースがあるので少々の暴落も長期目線では大した事はありませんが、FXや仮想通貨は永続的に右肩上がりになる構造ではないので、大きな下げは(買い持ち目線では)終わりの始まりになる・・・なんてこともあり得るわけです。

そういえば昨夜の下げで仮想通貨界隈を筆頭に大量のロスカット爆死者が量産されている模様。お小遣い程度で楽しんでいた人の「あー負けちゃったw」もあれば、借金してでも昨今の上昇に文字通り人生を賭けていた人も少なからず居そうです。そういう人たちはトランプさんのたった一言で、人生や最悪生死までをも左右されているのですから、言い換えればトランプさんに自分の人生を知らず知らずのうちに預けていたって事になりそうですね。

個人的価値観ですが僕は自分の人生の行く末を誰にも委ねたくはないので、この手の多面的にハイリスクなトレードは絶対にしません。後悔先に立たずです。「トランプ発言で全財産を失った・・・」とか嫌すぎません?しかも当人のトランプ大統領は、朝飯のスクランブルエッグを食べながらふんふんふ~んとSNS投稿(がトリガーに)、とかですよ(´;ω;`)

話は唐突に元に戻りますが、週明け月曜日から日足週足トレードはCFDに変更となります。引き続きよろしくお願いいたします(‘ω’)ノ

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