ローソク足トレード手法を使った米国株日足トレード(EXTR/RSI)買い

こんばんはー

ローソク足トレード手法を使った米国株日足トレード、昨夜途中で撤退を決めた2銘柄のトレードについてまとめて解説していきます。

米国株及びETFの現物トレード記事を、基本的に個々の銘柄単位のトレードで決済ベースで書いています。

僕のトレードは原則リスクリワード1対1。チャート画像上下黄色の水平線は上が利食い水準で下が損切り水準ですが、地合いに応じて損切り水準は引き上げる事があります。ですので損切りラインは「決済時に設定していた水準」だとお考えください。因みに損切り注文は建玉時に入れていますが利食い注文は暴騰期待で建玉時には入れていません。1対1水準到達時に利食いするかどうかを検討するスタイルです。尚、損益は1株あたりの金額を米ドルで記載しています。

全てのトレードでこちらの売り注文への買い手がおらず、厳密に1対1ではない価格で決済となっている場合があります。

EXTR(エクストリーム・ネットワークス)日足チャート
RSI(ラッシュ・ストリート・インタラクティブ)日足チャート
建玉日時間軸ティッカー買い値当初損切価格決済日決済価格1株あたり損益
6/24日足EXTR17.4816.207/218.35+0.87
6/24日足RSI14.4213.057/214.82+0.4

米国株市場は連日好調でS&P500やナスダック総合指数は史上最高値を更新し続けています。ここまで来ると嬉しさと同時に頭をよぎるのは「さて、いつ下げが来るのか?」という不安です。

なぜなら地合いが良好で指数が上昇している局面では多少の波はあっても多くの個別銘柄も上昇基調になりますが、反対に指数が調整に入った際には多くの個別株が一斉に下落の影響を受けやすくなるからです。もちろん個別の材料があって逆行高するケースもありますが・・・基本的には相場全体の空気に引きずられる形になることが多いのが現実です。

特に警戒すべきは「地合いが良いにもかかわらず上昇の勢いが鈍い銘柄」です。市場全体が祝祭ムードのように上昇している中でなぜこの銘柄だけは重たい動きなのか?と言う視点はとても重要です。トレンドに素直に乗っていけないということは何らかの売り圧力や需給の偏りがあるのかもしれず、指数が下がり始めた際には真っ先に売りの餌食になりかねません。

そんな中で昨夜は自分のポジションを見直し「買ったけれどその後の値動きがどうにもイマイチだった銘柄」について早々に撤退する判断を下しました。今回手放したのは、EXTR(エクストリーム・ネットワークス)とRSI(ラッシュ・ストリート・インタラクティブ)の2銘柄です。

両銘柄とも高値ブレイクのタイミングでシグナルが出たローソク足トレード手法の買いシグナルに基づいて買いエントリーしたものですが、その後の上昇が鈍く期待していた伸びには至りませんでした。

エクストリーム・ネットワークスは企業向けのネットワークソリューションを提供している通信機器メーカーです。スイッチやWi-Fi製品、クラウド型のネットワーク管理ツールを手掛けており、主に教育機関や公共機関や企業向けにサービスを展開しています。チャート的には直近の高値を突破して勢いづくかに見えたものの、前回の目立つ高値が明確なレジスタンスとして意識されていた印象で、その壁を越える勢いが足りないと感じたため撤退に至りました。

ラッシュ・ストリート・インタラクティブはオンライン・カジノやスポーツベッティングなどのゲーム事業を手掛ける企業です。米国を中心に複数の州でオンラインギャンブルプラットフォームを運営しており、同業のDraftKingsやFanDuelと並んで近年注目されているセクターの一つです。ただしRSIのチャートもブレイク後の伸びが弱く、地合いの良さに乗り切れていない印象がありました。

この2銘柄に共通していたのは「地合いは良いのに上値が重く感じる」という点です。こういった銘柄は上昇が鈍いだけでなく指数が下がった際には先に売られるリスクも高くなるため、できるだけ早めに対処することが重要だと判断しました。

もちろん撤退した後に上昇していく可能性もゼロではありません。ただ、トレードというのは「確率のゲーム」であり「その時点で最も期待値の高い判断を選択する」ことがすべてです。自分の考えが後から間違っていたとしてもそれは結果論に過ぎません。

今回の撤退判断も「勢いがないなら無理に持ち続けない」という原則に従った行動であり、自分のルールに実に忠実に動いたなぁと思います(‘ω’)ノ

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